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あせも(汗疹)・虫さされ

あせも(汗疹)

皮膚には汗の通り道である汗管(かんかん)があります。あせもはこの管が詰まり、汗が皮膚の中にたまってしまった状態です。汗をたくさんかくと皮膚表面の水分が増え、汗や細菌が混じって汗管をふさぐ原因となります。  

あせもは汗疹(かんしん)と呼ばれ、管の詰まっている部分の深さによって3種類に分けられます。

浅いほうから以下のように
1. 水晶様汗疹:透明な膜で覆われた水疱。かゆみや痛みはない。
2. 紅色汗疹:かゆみを伴う赤いぶつぶつ。あせもの9割はこれ。
3. 深在性汗疹:扁平に隆起したぶつぶつが多発。この場所は汗がでない。

あせもになりやすいのは肘の内側や膝の裏、脇の下、首など衣類や肌同士で擦れやすい場所です。汗管の数は大人も子供も変わりません。そのため体の表面積が小さい子供の方が汗が密集しやすく、あせもになりやすい傾向にあります。こういうところにできた湿疹などをあせもと思い込んでいる方がいらっしゃいます。

水晶様汗疹や軽い紅色汗疹は肌を清潔に保って、かかずにいられれば、数日で自然に治ります。かゆみがひどい場合や長く続く場合には医師の診察を受けましょう。  

【あせも対策の3カ条】

1. 皮膚を清潔に保つ:汗をかいたらこまめにシャワーで流したり、ぬれタオルで拭いたりします。石鹸は使い過ぎると皮脂も落としてしまうので注意を。入浴後に汗をかき過ぎないよう、ぬるめのお湯に入るほうがベター。

2. 温度・湿度を最適に:暑いときはエアコンや扇風機、除湿機を使って温度・湿度の調節を。湿度を下げることを重視し、冷やし過ぎないようにしましょう。

3. 汗を吸い取る服装を:ノースリーブやランニングシャツよりも、汗を吸いやすい袖のある服の着用を。生地は綿100%がお薦め。就寝時はよく汗をかくので、温度や湿度の調節を行ったうえで、長袖長ズボンのパジャマを着用するのが最も良いです。

(静岡新聞びぶれ浜松2009年7月に掲載された院長執筆記事を抜粋し加筆)。

虫さされ

患者さんに虫さされですねと説明すると よくダニでしょうか?と質問が帰ってくることがあります。腫れ方や症状の強さは個人差が大きいので症状だけではわかりませんが、虫によって刺される部位は違ってきます。

1.蚊

虫さされで最も多いのはやはり蚊です。蚊のように飛んできて皮膚を刺す虫の場合はほとんど肌を露出している部分に刺されます。蚊でもひどく腫れて、発熱したり、リンパ節が腫れたりするような場合には医師を受診してください。生命にかかわる蚊刺過敏症という病気もありますし、まだ東京だけかもしれませんが、デング熱も危惧されます。

2.毛虫

蚊の次に多いのは毛虫です。毛虫は刺されるというよりは毛が付いたところに皮膚炎が起こります。薄い生地の衣類なら通ってしまうほどの大きさの毛ですから衣類で覆われている部分にも出ますし、毛が付いていることに気づいていない場合が多いので、衣類を脱ぎ着する際に毛をまき散らしてしまいます。毛が付いてから数時間程度経ってから症状がでることが多く、症状が出始めてから2~3日は症状が広がります。毒蛾皮膚炎(毛虫皮膚炎)参照

3.ダニ

高温・多湿の夏場に衣類で覆われている部分に多数刺されている場合は、ダニの可能性がありますが、ダニに刺される人はあまり多くありません。衣類やシーツ、布団、クッション、ソファーなど布製の家にあるものを刺されることが多いので、一緒に寝ている人も刺されることがほとんどです。一人しか刺されていない場合には、個人の衣類の入っている所やその人しか入らない場所が原因かもしれません。原因となっていると考えられる場所を掃除したり洗濯したりしてください。

4.蜂

蜂の毒に対して重症のアレルギーが起こると、ショック状態となり、死にいたる可能性があります。初回はアレルギーが起こりませんが、同じ種類の蜂に何回も刺されると起こる可能性があります。2回目以降なら何回目でも起こりえます。アレルギーは蜂にさされて数分程度でおこることが多く、蜂に刺された後、気分が悪くなったり、じんま疹が出たりするようなら安静にして救急車を呼んでください。蜂の毒にアレルギーがあるかどうかは多くの場合は血液検査でIgE抗体を調べればわかります。蜂に刺されてショック状態になったことのある人はアドレナリン自己注射キット(エピペン)の携帯をお勧めします。当院では現在、エピペンは処方しておりませんので、ご希望の方は処方可能な施設をご紹介いたします。

1.~4.の治療  

虫刺されの症状の程度によって薬は変わりますが、ステロイドなどの炎症を抑える薬を塗って、かゆみがひどければ抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の飲み薬をのみます。重症であれば数日程度ですがステロイドの内服薬を処方することもあります。また掻いた傷からばい菌が入るととびひになります。また慢性化して結節性痒疹(けっせつせいようしん)というような状態になって何年も続いてしまうことがあります。かゆみが強かったり、腫れがひどい場合には皮膚科を受診しましょう。

特殊な虫さされ

マダニ

毎年数名はマダニに咬まれて当院にかかられる方がいらっしゃいます。マダニが皮膚にくっついている場合は無理やり除去すると口器が皮膚に残存して、のちにしこりになってしまいますので、虫体ごと皮膚を切除させていただきます。また、マダニの中には種々の微生物がいて、マダニに咬まれた後に感染症が起こることがあります。リケッチアやスピロヘータによる日本紅斑熱やライム病が代表的なマダニ媒介の感染症ですが、これらはマダニに咬まれた後、テトラサイクリン系などの抗生物質を2週間程度内服しておけば、心配ないと思います。

もっともやっかいなマダニ媒介感染症は重症熱性血小板減少症(SFTS)ですが、2014年2月の段階では静岡県では感染患者はおりません。感染すると6日〜2週間の潜伏期を経て、発熱、吐き気、下痢、腹痛が多くの症例で認められ、リンパ節腫脹や皮下出血や下血などの出血症状などを起こします。特別な治療薬やワクチンもありません。治療は対症療法しかありません。検査も現在は保健所経由で国立感染症研究所で検査を行うしか方法がないようです。対策については国立感染症研究所のホームページからダウンロードできます。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html

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おおしま皮膚科について

おおしま皮膚科は2008年に静岡県浜松市東区宮竹町で開院した皮膚科医院です。これまでの経験を活かし、地域の皆様方のお役に立つよう努力してまいりたいと思います。皮膚についてのどのような小さなトラブルでも、どうぞお気軽にご相談ください。

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